こんにちは!ku-koです。
今回は、別記事で紹介したチームビルディングで使えそうな「バリューズカード」を実際に使ってみたので、レビューします!
チームビルディングとバリューズカードの記事はこちら↓
目次
1.バリューズカードとは?
2.チームビルディングでバリューズカードを使ってみました(利用シーンと具体的な使い方)
3.使ってみたメンバーの反応は?
4.「価値観レベルのコミュニケーション」に必要なこととは?
5.まとめ
1.バリューズカードとは?
まずはバリューズカードについて簡単に説明します。
バリューズカード(Wevox values card)は、個人の価値観を引き出すことができるカードです。
チームメンバーと価値観を共有し合うことにより、メンバー同士の相互理解を深めることができます。
相互理解が深まるほど、心理的安全性が確保されエンゲージメント向上が期待されています。
届いてみたカードはこんな感じ。
89枚(←多分。数えた。)のカードそれぞれに、価値観を表すキーワードが単語で記載されています。
キーワードは「本能的」「多様性」「愛」「エンパワーメント」「躍動的な人生」などなどなど・・・
よくこれだけの数を挙げたな!とシンプルに思うくらいの数があります。
ku-koの思いとしては、せっかく縁あって同じチームで仕事をすることになったメンバーなんだから、
それぞれの価値観を明らかにしてシェアしたい
いつもの会話ではなかなか話す機会のない、大切にしている思いを共有したい
そんな願いの手助けをしてくれるのが、バリューズカードだと理解しています。
バリューズカードの手助けでうまれた相互理解や信頼をベースに、高い成果を上げるチームに育っていければいいなと思っています。
2.チームビルディングでバリューズカードを使ってみました(利用シーンと具体的な使い方)
ということで、実際に使ってみました。
まず前提ですが、今回使ったチームの特徴をまとめてみました。
・人数 5人
・年齢 30代〜40代
・性別 男女混合
・1年限定のチームであり、1年である程度の成果をあげる必要あり。
・チームの大きな目的はあるが、具体的に取り組む内容はまだ決まっていない。
・部門横断的なチームであり、それぞれ本業は別にある
・お互いに知っているが、一緒に仕事をしたことがあるメンバーはあまりいない
・モチベーションはある程度高いメンバーが多いが、あまり仲が良くないメンバー同士もいる
ku-koは管理職初心者ですが、色んな事情もあり「このチームで成果をあげたい」という思いが強く、チームビルディングに取り組みたいと考えていて、たどり着いたのがバリューズカードでした。
事前にメンバーに「バリューズカードやってみない?」というアナウンスの上、初回ミーティングの冒頭で取り組んでみました。
今回はHPに記載のあった「自分自身の価値観と相互理解」の使い方をベースにして進めていきました。
たくさんのカードの中から、自分の価値観にあったカードを選別していく方法です。
具体的な進め方を下記に記載します。
①カードを切り、1人5枚ずつ配る
②残ったカードは全て伏せた状態で中央に置く
③カードを引く順番を決める
④順番になったら「山」または「テーブルの上」にあるカードから1枚カードを引く
⑤手元にあるカードの中から自分の価値観に一番遠いカードを捨てる
⑥次の人に進み、カードの山がなくなるまで4〜5を繰り返す
⑦残った5枚のカードを使い、自分の価値観を参加者に説明する
・カードを捨てるときは伏せず、オープンに捨てます。
・捨てられたカードから手札に加えることもできます。
・自分が捨てたカードを再度手札に加えることも可能です
今回は「人生で大切にしている価値観」というテーマで取り組みました。
3.使ってみたメンバーの反応は?
始める前はメンバーの反応に少し緊張していたku-koでしたが、始めてみると想像以上にみんなノリノリになっていました。笑
メンバーの反応として出ていたのは、
(カード選別中)
・おもしろい!大人の遊びだね
・どのカードを残すか、めちゃくちゃ迷う・・・
・このカード捨てたら皆に嫌われそう・・・笑 でも捨てる!
(お互いのカードを見せ合いながら)
・このカード○○が選んだの、何かわかる〜
・おぉ、意外なカード選んでる、なんで?
・あのカードと迷ったけど、○○の理由でこっちにしたんだよ
こんな感じでした!
やってみて、このゲームの肝になるのは「カードをオープンに捨てる」ことだと感じました。
捨てる時の、
「え〜それ捨てるの?!」という誰かのリアクションと、
誰かが捨てたカードを誰かが拾った時の盛り上がりと、
最後にカードを見せ合うときに「あのカードよりこっちが大事なんだ!」というざわつきと・・・笑
カードを捨てる場面でも、いつもは知ることのできない価値観が表面化していました。
今回は1時間のミーティング中、前半30分程度でバリューズカードに取り組み、後半30分で今年1年間で取り組みたいことのブレストを行いました。
バリューズカードで盛り上がったおかげか、後半はコミュニケーションがスムーズに進み、メンバー皆が積極的に発言していた印象です。
初回ミーティングで使うと、アイスブレイクとしても非常に使えるな、という印象でした。
4.「価値観レベルのコミュニケーション」に必要なこととは?
今回バリューズカードを使ったのは、「価値観レベルのコミュニケーションにより、チームビルディングを進めたい」という目的があってのことでした。
初回ミーティングで実際にやってみて、まずは「価値観レベルのコミュニケーション第一歩」としては成功したかなと思っています。
(ここからチームビルディングにどう結びつけるかは、また別の技量も必要になりそうなので、引き続き試行錯誤していきたいと思っています。)
今回実際にやってみて1番感じたことは、
バリューズカードはきっかけをくれる、そしてきっかけさえあれば「価値観レベルのコミュニケーション」は決して難しいことではない!
ということです。
「価値観レベルのコミュニケーション」と聞くと、すごくハードルが高いような気がしてしまいますが、
予想以上に盛り上がっていたメンバーの様子を見て、また自分自身も楽しみながら体験して感じたのは、
誰もが「自分を知りたい」「相手を知りたい」そして「自分を知ってほしい」という欲求があるのでは?ということです。
でも仕事にプライベートに忙しい中では、なかなか自分自身の価値観を明らかにする場面や、お互いの大切にしていることを共有する場面って「自然に」出てくるものではないな・・・と思います。
なので、「価値観レベルのコミュニケーション」を起こすためには、
①意図的にそのような時間を設定すること
②設定した時間内でお互いの発信を促す仕組みをつくること
これができれば、「価値観レベルのコミュニケーション」って案外進むのではないかと思いました。
「バリューズカードやってみない?」この一言で、「価値観レベルのコミュニケーション」のきっかけができると、感じています。
5.まとめ
チームビルディングを目的にした、バリューズカード使用の感想をまとめました!
これからのチーム活動にじわじわ効いてくることを祈りつつ。
チームビルディングとバリューズカードについてはこちらの記事もどうぞ。
ではまた!
コメント