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メンバーとの1on1ミーティングとは?キャリアコンサルティングのスキルを活かせるポイントも!

こんにちは!ku-koです。

メンバーとの1on1ミーティングを実施するにあたって、改めて勉強してみたのですが、1on1とキャリアコンサルティングって共通点多いな・・・と感じました。

今回はそのことについてまとめてみたいと思います。

目次

1.1on1ミーティングとは?

2.1on1ミーティングで必須の3つのスキルとは?

3.使うかどうかはケースバイケース!「フィードバック」スキルとは?

4.キャリアコンサルティングのスキルとの共通点は?

5.まとめ

1.1on1ミーティングとは?

皆さん、そもそも「1on1ミーティング」ってご存知ですか?

1on1ミーティングとは・・・

「1on1」とは、上司とメンバーが定期的に行う1対1のミーティングのことを指す。一般的に、週に1回、少なくとも月に1回は行われる。1回あたりのミーティングはおおよそ30分程度と比較的短く、人事評価のために行われる面談とは目的も内容も異なる

1on1は、IT企業が軒を連ねるシリコンバレーで生まれたマネジメントの方法で、近年では国内の大手企業も1on1ミーティングを取り入れるようになった。

(日本最大級の人事ポータルHRproより)

最も重要なポイントは「人事評価のために行われる面談ではない」ことだと思います。

すなわち、「目標設定や成果確認のための面談」でもなければ「プロジェクトの結果を出すための打ち合わせ」でもない、ということを頭に叩きこむ必要があると思っています。

(日常でおこなっているミーティングとはそもそも目的が異なる)

では何のためのミーティングかというと、「メンバー(個人)に焦点をあてた対話をする時間」です。

まずはこの初期のマインドセットが何より大事であると感じています。

その上で、

①上司がメンバーの言葉を引き出し、

②メンバーが自分で考えられるように上司はサポートし、

③メンバーが実際の行動にうつせるように上司は伴走する

こんなイメージだと思っています。

ku-koの解釈を通しているからかもしれませんが、キャリアコンサルティングに似ていると思いませんか??

2.1on1ミーティングで必須の3つのスキルとは?

では具体的に必要なスキルについてまとめます。

まず必須なのは、「傾聴」「承認」「質問」この3つのスキルだと思います。

〜広辞苑より〜

「傾聴」耳を傾けてきくこと。熱心にきくこと

「承認」①正当または事実・真実と認めること。②申し出をききいれること

「質問」疑問または理由を問いただすこと

言葉そのものの意味としては広辞苑が正解ですが、ここではコーチングやキャリアコンサルティングで使われる場合、どのような意味をもつかについても記載します。

傾聴」・・・

相手の話を聴いているということを、姿勢や態度で積極的に示すこと(相槌、繰り返し、要約等)

承認」・・・

相手の存在を認め、それを伝えること(相手をよく観察し、具体的な事実を伝える)

質問」・・・

疑問を解決したり情報を得ることではなく、相手に気付きを与えるために投げかける言葉のこと

つまり、話しやすい場作りをした上で、

・傾聴しながらメンバーの話を聞き

・気付いたポイントでメンバーを承認しながら

・メンバーに気付きを与える質問や、思考を深める質問をする!

これができれば、メンバー側は自身の良いところや逆に課題について、少しずつ内省が進んでいくと思います。

(どこまで自身で内省ができるかは、メンバーのタイプや年次もよるとは思います。)

あくまでメンバーが主役なので、初めの段階では上司側の主観を入れない(早々にアドバイスをしない、思い込みで発言しない)ことが重要です。

3.使うかどうかはケースバイケース!「フィードバック」スキルとは?

では、もしメンバーの内省が進まない、もしくは今後どうしていきたいか・どうしていくべきか辿り着けないようであればどうするか?

ここでようやく別のスキルが必要になってくると思います。

それは「フィードバック」のスキルです。

「フィードバック」とは・・・

ビジネスにおけるフィードバックとは、行動や成果に対する評価内容を伝え、より良い結果へ導くための手法を指します。

(日本最大級の人事ポータルHRproより)

「フィードバック」は目標設定・評価面談では必須のスキルになりますが、1on1では使わないケースもあるのでは?と思っています。

「傾聴」「承認」「質問」これだけでメンバー自らが課題に気付いたり、目標設定ができる可能性があるからです。

そうは言っても上司側から「フィードバック」しないと進まないケースもあると思います。

そんな時「フィードバック」のスキルを使うにあたっての注意点は下記3点です。

・良好な関係維持のために共感的な表現を使うこと(○○はわかるけど・・・等から入る)

・フィードバックの内容は具体的であること(具体的な行動で表現)

・ネガティブ度が高いフィードバックは許可取りスキルを使うこと

(相手に心の準備をしてもらうスキル。「耳が痛いかもしれないけど役に立つと思うから、率直に伝えてもいいかな?」等)

上司の言葉がいくら正論であったとしても、メンバーに伝わらないと何の意味もないですからね。

相手が受け入れやすい状況を作ること、また相手が理解しやすい言葉を選ぶことは上司の立場としては当然ではありますが、忘れないようにしたい注意点です。

4.キャリアコンサルティングのスキルとの共通点は?

では次に、キャリアコンサルティングのスキルとの共通点についてです。

1on1でも必須のスキル「傾聴」「承認」「質問」これら3つのスキルはまさにキャリアコンサルティングのスキルと共通しており、キャリアコンサルティングで学んだスキルがそのまま活かせる部分です。

傾聴」「承認」は当然大切なのですが、ku-koは「質問」スキルは計り知れないくらいの可能性を秘めていると思っています。

質問」なんて日常的にやってるし、誰でもできることなのでは?と思いがちですが、非常に奥が深いです。そして使いこなせた時の威力は想像以上。。。

そう感じている理由は、ku-ko自身が受けたキャリアコンサルティングで質の高い「質問」で内省が進んだ経験や、ロープレを繰り返す中で「質問」によってその後の展開が全く違ったものになった経験があったから。

メンバーの内省が進み、なおかつ上司の質問力が高ければ、恐らく質問形式で「メンバーが今後どうしていきたいか」の整理まで進められるのではないかと思います。

傾聴」「承認」スキルについてはある程度自信のあるku-koですが、「質問」スキルはまだまだ・・・。奥が深い。

これは本当にku-ko自身の課題であると感じており、これからも実体験を通じてレベルアップをはかっていきたいと思っている部分です。

5.まとめ

今回は、1on1ミーティングについてまとめました。

こうして考えをまとめて文章にすることで、ku-koなりの1on1の解釈は進みましたが、実際にミーティングがうまくいくかはまた別の話・・・

進めながら更に色々考えていきたいと思います。

ではまた!

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この記事を書いた人

管理職初心者のワーキングマザー。一級建築士。キャリアコンサルタント試験に合格し、キャリア支援や組織開発の勉強中。キャリアを生き抜くための情報や体験談を発信しています。

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