こんにちは!ku-koです。
今回は「国家資格キャリアコンサルタントに興味があるけど、具体的にはどんな仕事があるの?」という疑問にお応えします。
資格取得を目指す方や、資格をどのように活かすか検討中の方に参考にしていただける記事になっています。
目次
1.キャリアコンサルタント資格が活かせる仕事とは?
2.就職支援 〜ハローワーク、大学での学生就職支援〜
3.転職支援 〜転職エージェントでの営業職〜
4.企業内キャリア支援 〜人事担当者、管理職〜
5.〇〇ありきではない個人への支援 〜フリーランス、起業〜
6.まとめ
1.キャリアコンサルタント資格が活かせる仕事とは?
まずはどの部分を支援するかで、3つに分けてみました。
A.就職を支援する
B.転職を支援する
C.企業内で働き続けることを支援する
どの部分を支援するかで分けると、仕事の内容と働く場所のイメージがしやすいかなと思います。
A.就職支援であれば、ハローワークや大学のキャリアセンター
B.転職支援であれば、民間企業である転職エージェント
C.企業内キャリア支援であれば、人事担当者や管理職
こんなイメージになります。
ただ、本来のキャリアコンサルティングって「個人のキャリアを支援する」ことであり、就職ありき・転職ありき・同じ企業で働き続けることありき・・・ではないと思っています。
とはいえ現状、キャリアコンサルタント資格を活かせる仕事として挙げていくと、どうしても〇〇ありきの仕事がほとんどだな、という印象です。
なぜそうなっているのかは、キャリアコンサルタントにお金を払っているのが誰かを考えるとわかりやすいですね。
Bの場合は、転職が決まったら転職先の企業からフィーが支払われるので、転職を成立させることが求められます。またCの場合は所属企業から給与が支払われているので、離職者を出さないことが求められるケースがほとんどだと思います。
ではA,B,C以外は?というと、「D.〇〇ありきではない個人へのキャリア支援」となります。
今回はA〜Dの4つに分けて、解説します。
2.就職支援 〜ハローワーク、大学での学生就職支援〜
ではまず「A.就職を支援する」についてです。
この場合は、ハローワーク・ジョブカフェ等の公的機関や大学のキャリアセンターに勤務することが多いと思います。
就職を希望している方の支援をしていくことになりますので、いずれも自己分析や履歴書、面接対策等への丁寧なサポートが求められます。
ハローワークの特徴
雇用のセーフティーネットとも言われるハローワークは・・・
・新卒者や女性、高齢者など様々な属性の方への対応
・就職に繋がりにくい方へは関係機関と連携した支援にも対応
業務の幅がとても広いことが特徴です。
大学での学生就職支援
主にキャリアセンターでの勤務となる学生就職支援は・・・
・就職活動に悩む学生への対応
・学生一人ひとりに寄り添った対応が求められる
学生の成長を身近に感じられるのが特徴です。
3.転職支援 〜転職エージェントでの営業職〜
「B.転職を支援する」場合は、民間企業の転職エージェント勤務があてはまります。
流れとしては・・・
・転職希望者に対して、キャリアコンサルタントがヒアリングを行い、希望にマッチする仕事を紹介する。
・転職希望者と応募先企業の面接調整や、履歴書の書き方や面接のアドバイスをする。
・転職が成立して完了。キャリアコンサルタントは転職成立数に応じた歩合制になっている場合もあり、営業職の側面がある。
ku-koも利用したことがありますが、キャリアコンサルタントの方は丁寧に希望を聴いてくださるのですが、「その希望条件にあう求人は取り扱いがなくて・・・」という場合はそこで終了となります。(そりゃそうですね、転職成立がお仕事なので・・・)
ただ、キャリアコンサルタント資格取得後は未経験からでも挑戦可能な働き方であることは、ポイントですね。
学んだスキルをすぐ活かしたいという方や、営業経験のある方には馴染みやすい働き方かな、と思います。
4.企業内キャリア支援 〜人事担当者、管理職〜
「C.企業内でキャリアを支援する」、これはku-koの働き方ですね。企業内で主に自社の社員に向けてキャリア支援を行います。
人事担当者であれば自社の社員、採用担当者であれば採用活動の中で学生に向けてキャリア支援を行うケースもあります。
また、管理職は部下へのキャリア支援が必須になってくると思います。
いずれの場合も、あくまで会社に求められるものなので、会社の中で「より長く」「より成果を出してもらえるように」働きかけることになります。
具体的には、社員が会社の中でキャリアイメージを描けるようにサポートしたり、人材育成・研修の計画を立てたり、若手社員のフォローアップ研修を実施することになります。
あくまで、社員への支援に特化しているのが特徴です。
5.〇〇ありきではない個人への支援 〜フリーランス、起業〜
では最後、「D.〇〇ありきではない個人への支援」についてです。
これはA~Cどれにも当てはまらない「〇〇ありきではないキャリアコンサルティング」ですが、この場合「会社員や公的機関の職員として」働くことは、今の日本ではかなり少ないと思います。
(結果的に、フリーランスや起業という選択肢を取っている方が多いかと思います。)
ちなみに少し話は逸れますがDの場合、お金を払うのが「個人」になります。
今の日本ではキャリアコンサルティングやコーチングを受けることがまだ一般的ではないので、なかなか「個人」がお金を払ってキャリア支援を受ける、という環境にありません。
今後、人生の中で働く期間が長くなっていくこと、1社で勤め上げる人が更に減っていくこと、ますます多種多様な価値観で働く人が増えていくことを考えると、キャリアコンサルティングのニーズは高まっていく・高まっていってほしいなぁと思っています。
支援を受けたいという個人が増えていけば、働き方のバリエーションも必然的に増えていくと思います。
6.まとめ
国家資格キャリアコンサルタントが具体的に活かせる仕事についてまとめました!
改めて整理すると、自分のやりたいことも見えてきたような。やはり文字にするって大切ですね。
ではまた!
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